先週の初め、3匹の猫がペット用品店の外で置き去りにされていました。すぐに地元の警察に連絡が入り、慣れない場所に戸惑う猫達を保護したのです。
猫達が警察署に滞在している間に、地元の保護施設『CARF』が猫達のことを知りました。施設のスタッフ達は、可哀想な猫達をすぐに受け入れることを警察に申し出たそうです。
猫達が置き去りにされていた場所には、一緒にメモが置かれていました。そこにはこのようなことが書かれていました。
『すみません、誰か彼らの世話をしてくれませんか。私は彼らのために家を見つけることができませんでした。あなたは家を見つけることができますか?」
「私達は猫達を迎えに行きました。警察官達は彼らを長く警察署に置いておくことができなかったため、とても喜んでいました」とスタッフは言いました。
その後、スタッフ達は猫達をしっかりとケアし、養育主さんを探し始めました。
猫達はとても臆病だったため、最初の頃はずっとお互いに寄り添いながら、慰め合っていたそうです。スタッフ達は交代でご飯を用意して、猫達と遊んで、新しい環境に慣れさせていきました。
すると1日も経たないうちに、猫達の反応が変わり始めたのです。猫達はもう物陰に隠れようとはせず、スタッフ達を友達だと感じ、愛情を示すようになりました。
「明るい茶トラがシンバ(6ヶ月)、キジトラがティモン(約2歳)、そして茶トラがムファサ(約3歳)です。私達はムファサがシンバのお父さんだと思っています。シンバは多くのことをムファサさら学んでいます」とスタッフは言いました。
スタッフ達は先週の金曜日に無事に養育主さんを見つけて、土曜日に猫達を新しい家へと移動させました。猫達はすぐに新しい環境に慣れて、さっそく家の中を走り回るようになったそうです。
「クリスマス・イヴの朝には、猫達は養育主さんに愛情を示してきました。彼らは今の暮らしが気に入っていて、とてもリラックスしています」とスタッフは嬉しそうに話してくれました。
一番大きなムファサは、新しい家ですぐにお気に入りの場所を見つけました。ムファサはいつも窓辺に座りながら、外の様子を静かに眺めているそうです。
こうしてペット用品店の前に置き去りにされていた猫達は、優しい人達のおかげで新しい人生をスタートさせることができました。これから里親さん探しが始まりますが、とっても愛情深い3匹には、きっと素敵な家が見つかることでしょう。
This post was published on 2017/12/26