ある日、リアノンさんは寄付をするために地元の保護施設に訪れました。するとそこで生後2ヶ月の子猫『ウィニー』に目を奪われたのです。
出典:Rhiannon
「私が建物に入ると、正面のケージが全て空になっていることに気づきました。そして、後ろのケージを見ようとすると、角の方に小さな子猫を見つけました。私がケージに触ると、子猫は大きな声で鳴き始めました」とリアノンさんは言いました。
ウィニーは新しい家を探している最後の子猫でした。
野良猫だったウィニーの母親は10月に避難所に来て、ウィニーを出産しました。悲しいことに母親は命を落としてしまいましたが、ウィニーだけは何とか生き残ることができたのです。それから数週間の間、施設で暮らしたウィニーは十分に成長し、新しい家に旅立つ準備が整っていました。
リアノンさんはその魅力的な瞳に一目惚れしました。「私は猫が大好きで、長い間猫と一緒に暮らしたいと思っていました。私は家族にウィニーのことを話すと、みんなが家に迎えることを賛成してくれました。」
リアノンさんが養子縁組の手続きをするために部屋を出ると、ウィニーは再び独りになるのが寂しかったようで、大きな声で鳴き始めたそうです。
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「私が戻って来るまで、ウィニーはケージの隙間から手を伸ばし、とても大きな声で鳴いていました。」
しかし、リアノンさんが再び現れて、ケージから出してもらうと、ウィニーは今までで最高の幸せを感じたようです。ウィニーはついに新しい家族と出会い、生涯の家へと旅立つことができたのです。
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ウィニーが新しい家に着くと、少し緊張したようで、本棚の隙間に隠れてしまいました。でも僅か3時間で、内気な子猫から自信に満ち溢れた子猫へと大変身したのです!
そして、ウィニーは家の中を嬉しそうに駆け回り始めました。
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リアノンさんが自宅で初めてウィニーを撫でた時、ウィニーの方から頭を擦りつけてきました。そして、幸せそうな表情でナデナデを楽しんだそうです。
「ウィニーはシャム猫の血が混ざっているようです。彼女は頭とお尻を撫でられるのが大好きで、すでに自宅に来てから2回も昼寝をしました。」
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こうして2ヶ月以上も施設に住んでいたウィニーは、ずっと望んでいた夢を叶えることができました。ウィニーはこの場所が自分の家だと分かっていて、新しい生活を全身で楽しみ始めたのです(*´ω`*)
This post was published on 2017/12/21