火曜日の朝、警察官のタラ・アトキンスさんがオフィスに着くと、生後4ヶ月の子猫が働いていることに気づきました。
「私が午前7時にオフィスに入ると、同僚から『可愛い子猫が走り回ってるよ!』と言われました。子猫はとても友好的で、みんなの膝の上でくつろいでいました」とタラさんは言いました。
出典:Town of Tryon
子猫は前日の夜に、駐車場にいるところを警察官に発見されました。警察官は寒そうにしていた子猫を保護して、オフィスの中で温めてあげたのです。
子猫は新しい環境にもすぐに慣れ、パソコンで仕事をしている人達に寄り添いながら、くつろぎ始めたそうです。
出典:Town of Tryon
「子猫は誰かが持って来た小さなボールで楽しそうに遊んでいました。また、子猫がボールを転がしていない時は、誰かの膝の上で丸くなって寝ていました。私達はその姿を見て、子猫が保護施設でひとりでいるよりも、私達と一緒にいる方が良いと考えました。」
子猫にはIDタグや首輪が無く、マイクロチップも見つかりませんでした。そこで警察官達は子猫に『仕事』を与えて、オフィスでしばらく働いてもらうことに決めたのです。また、子猫の写真を警察署中に掲示したり、町のFacebookページに投稿したりして、子猫の飼い主さんがいるかを確認することにしました。
子猫はオフィスに来た日から、パソコンで仕事を始めました。
出典:Town of Tryon
さらにオフィス内の様々な仕事を引き受けてくれたそうです♪
出典:Town of Tryon
タラさんの同僚の何人かが、動物好きのタラさんに子猫を連れて帰ってはどうかと勧めてきました。でもタラさんの家には13歳になる2匹のパグがいたため、代わりに引き取ってくれそうな人に連絡を取ってみることにしたのです。
「子猫はとても活発なので、私の愛犬と一緒に遊ぶと、愛犬のお尻が筋肉痛になるかもしれません!」とタラさんは笑いながら言いました。
出典:Town of Tryon
タラさんがいとこのデビッド・モローさんに電話をすると、子猫を引き取りたいとの返事が返ってきました。もしこのまま子猫の飼い主さんが見つからなければ、子猫はデビッドさんの家の正式な家族になるそうです。
デビッドさんと妻のターニャさんは、子猫を警察署に引き取りに来て、『スクウィークス』と名づけました。
出典:Town of Tryon
スクウィークスは現在、新しい家に落ち着き、同居する猫や犬と一緒に楽しい時間を過ごしているそうです。どうやらスクウィークスは、新しい家での生活にとっても満足しているようです。
「いとこのターニャは長い間、膝に乗るのが大好きな猫を欲しがっていました。間違いなくスクウィークスは、彼女の願いを叶えてくれるでしょう」とタラさんは嬉しそうに話してくれました。
This post was published on 2017/12/08