幼い頃に保護され、優しい獣医さんに育てられた猫。驚くほどシッポが成長し、ついに世界一の長さに! (11枚)

ミシガン州のサウスフィールドに ”世界一シッポの長い猫” としてギネスに登録された、メインクーンの『シグナス・レグルス・パワーズ』が住んでいます。

今から1年前のこと、シグナスの飼い主で獣医のウィル・パワーズさんは、シグナスのシッポの長さが世界記録の41.4cmを超えていることに気づきました。シグナスのシッポは信じられないほど長く、とってもフワフワだったため『羽根はたき』などと呼ばれることもあるそうです。

こちらはウィルさんの家に来た時のシグナスの姿です。

とても小さかったシグナスは、ウィルさんの元ですくすくと成長し、今年で2歳を迎えました。

ウィルさんがシグナスのシッポの長さをみんなに見てもらおうと、シグナスの写真をネット上に掲載し始めました。するとすぐにシッポの長さが話題になり、いつしかギネス・ワールド・レコードのスタッフの目にも留まったのです。

「ある日、ギネスのスタッフから私宛に連絡がありました。彼らはインターネットを閲覧していて、シグナスのシッポの長さに注目したそうです。そして、私達に公式に長さを測定して欲しいと依頼してきました」とウィルさんは言いました。

早速ウィルさんがシグナスのシッポを測ってみると、今までの世界記録を3cm以上も超える44.66cmもあったそうです。

シグナスはとても雄大なシッポを持っていますが、そのシッポと同じくらい大きな愛情を持った猫です。

「シグナスはとてもフレンドリーで、まるでラグドールのようです。撫でられるのが大好きで、いつも私達に全身を撫でさせてくれます。」

またシグナスは他の猫にも優しく、いつもウィルさんの家に住むベンガルの保護猫『シリウス・アルタイル・パワーズ』に寄り添いながら、まったりとした時間を過ごしているそうです。

シグナスの後ろ姿を見ていると、さらにシッポの長さが際立って見えますね。

ギネスのスタッフがシグナスに会いに来た時、もう1匹の飼い猫『アークトゥルス・アルデバラン・パワーズ』を見て驚きました。アークトゥルスは誰もが驚くほど巨大な猫だったのです。

アークトゥルスは世界一の身長(48.4cm)を記録しました。ちなみにアークトゥルスの計測は、ウィルさんではなく別の獣医さんによって行われたそうです。

「2匹はわずか1歳で今までのギネス記録を更新しました。2匹は現在も成長を続けているため、毎日記録を更新し続けています。」

また、ウィルさんは地元の保護施設『ファーンデイル・キャット・シェルター』の施設長も務めているのですが、そこでもシグナスとアークトゥルスはみんなの人気者だそうです。

「私達は一年に何度も地元の人達と保護猫達が出会うためのイベントを行なっています。シグナスとアークトゥルスは保護されてきた動物のために、たくさんの寄付を集める手伝いをしてくれています。」

そんな人気者のシグナスの楽しみの一つが、キャットタワーでくつろぐことです。でもシッポが大き過ぎて、いつもタワーのベッドからはみ出してしまっているそうです♪

こちらはウィルさんの家で暮らす3匹のディナータイムの様子です。 (動画)

こうして世界一になったシグナス達ですが、本人達は全く気にしていません。シグナス達は安心できる家と大好きな家族がいるだけで、毎日が最高に幸せなのです(*´ω`*)

This post was published on 2017/09/09