人生に、もふもふを。

突然住む家を失い、新しい家を探していた老猫の兄弟。優しい夫婦に一緒に迎えられると、とっても嬉しくて (*´ェ`*)

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ある家族が引っ越した後、2匹の老猫だけがそこに取り残されていました。突然住む家を失った兄弟は近所の人に保護され、保護施設『フレデリックスバーグ・リージョナルSPCA』へと連れて来られたのです。

施設のスタッフは兄弟に『ケルソ』と『フェズ』と名づけました。

「置き去りにされた12歳の双子の兄弟は、とても甘い性格の持ち主です。彼らはお互いのことを自分の一部のように思っていて、片時も離れることはありません。彼らはどちらも穏やかで、優しく、たくさんの愛情を持っています」と施設のスタッフは言いました。

施設に入った兄弟は、今までとは全く違う環境に混乱していました。その姿を見たスタッフ達は、兄弟に家が必要だと感じ、SNSで兄弟の話を共有し始めたのです。そして、兄弟にふさわしい家が見つかることを強く望みました。

寄り添う猫達出典:FredericksburgSPCA

それから1ヶ月半後。
兄弟はまだガラスのケージの中にいました。兄弟は常に一緒にいて、お互いを慰め、誰かが迎えに来てくれるのをじっと待っていたのです。

そんな中、メアリー・ファルツさんが友人がシェアした兄弟の写真を目にしました。

寄り添う猫達出典:FredericksburgSPCA

「私と夫は友人がシェアした猫の写真を見ました。彼らは家を失って、とても落ち込んでいるように見えました」とメアリーさんは言いました。

メアリーさんと夫の目には兄弟の姿が、一緒に暮らす10歳の愛猫のように見えたそうです。

夫婦はお互いに高齢の猫が好きでした。そのため夫婦は新しい猫を飼う予定がなかったにも関わらず、可哀想な兄弟を一緒に引き取ることに決めたのです。

「私は彼らの姿に強い愛情を感じ、思わず涙を流してしまいました。私達には彼らを別々にさせることができませんでした。そこで私達は兄弟を一緒に家族に迎えることにしました。」

夫婦が保護施設に向かうと、ケルソとフェズが力強い抱擁で迎えてくれました。その後、夫婦の家に着いた兄弟は、さっそく幸せそうな姿を見せてくれたそうです。

その日、兄弟は施設を出て、生涯の家へと旅立っていきました。そして、夫婦や先住猫の『モルティー』と家族になったのです。

「兄弟は5日前に我が家にやって来ました。彼らはご飯をよく食べ、毎日を幸せそうに過ごしています。私達は彼らのことを心から愛しています」とメアリーさんは微笑みながら話してくれました。

ケルソとフェズは人間用のベッドがとても気に入ったようで、いつもその上で寄り添いながら幸せな時間を過ごしているそうです。兄弟は今、自分達が生涯の家にいることを知っているのです(*´ω`*)

こうして突然家を失った兄弟は、1ヶ月半後に新しい人生を始めることができました。強い絆で結ばれた兄弟は、優しい夫婦のおかげでずっと一緒にいられるようになったのです。

静かな生活が大好きな兄弟は、新しい家族の元でゆったりとした日々を過ごしていくことでしょう(*´ω`*)
出典:FredericksburgSPCAlovemeow

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