ハリケーン・ハービーの上陸・停滞で、アメリカ南部テキサス州では、大規模な洪水が発生しています。そんな中、ヒューストンの街で若い女性が幼い子猫達の命を救いました。

出典：Tatiana

洪水の2日前、タチアナさんと彼女の家族は、自宅近くの茂みの中で母猫と数匹の子猫の姿を見つけていました。

そのため浸水が始まると猫の親子が心配になり、タチアナさんがズブ濡れになりながら親子の様子を見に行きました。「私が外に出ると、1匹の子猫が木によじ登っているところを発見しました。そして木の下まで行くと、泥だらけで溺れている1匹の子猫を見つけました」とタチアナさんは言いました。

その他の子猫達は母猫がポーチに運んだようで、全身が濡れていましたが、何とか無事だったそうです。タチアナさんは全ての子猫達を救い上げて、用意していたダンボール箱の中に入れていきました。

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タチアナさんが母猫の姿を探すと、隣の家のポーチに他の猫と一緒にいるところを発見しました。そこでタチアナさんが子猫を連れて母猫を誘おうとしましたが、母猫は長い間野良として生きてきたため、近づいて来ようとはしなかったそうです。

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そうこうしているうちに土砂降りの雨が降り始めました。一時は5cmほど下がった水位が再び上昇してきたため、タチアナさんは子猫達を連れて自宅へと戻ったそうです。

「私達は現在、一軒家の1階部分を借りています。私達は家の中に浸水してくる前に、1階にある家具を全て上に移動させなければなりませんでした。」

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危険な状況から助け出された子猫達は生後約1ヶ月ほどでした。子猫達は保護された直後からご飯を食べ、暖かい毛布の中で快適に過ごし始めたそうです。

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また、子猫達はもう濡れる心配がないと分かり、幸せそうな姿をタチアナさん達に見せてくれたそうです。

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その後、保護施設『オースティン・ペッツ・アライブ』に連れて行かれた子猫達は、施設の中で元気にしているそうです。もう少ししたら里親さん探しが始まりますが、きっと新しい家でも幸せに暮らしていくことでしょう。タチアナさんのおかげで幼い命が助かって本当に良かったですね(*´ω`*)