保護施設に戻され、長い間引き取り手が現れなかった猫。ちょっと変わったアピール方法を編み出すと… (9枚)

3歳になる保護猫の『ジークムント』は、生涯の家を見つけるために苦労しました。しかし、長く保護施設で里親さんを待っていたジークムントは、ちょっと変わったアピール方法を思いついたのです。

ジークムントはとてもイタズラ好きでヤンチャな猫です。また、常に注目されていないと気が済まない性格で、有り余るほどのエネルギーを持っています。そのため以前の里親さんには、僅か2週間で施設に戻されてしまったそうです。

ジークムントがずっと望んでいたのは、自分が常に一番になれる家でした。

再びオーストラリアの保護施設『キャット・ヘイブン」に戻されたジークムントは、そこで数ヶ月間、新しい里親さんを待ち続けました。しかし、ジークムントの前で足を止める人はいなかったのです。

それでもジークムントは諦めませんでした。そしてついに、施設の訪問者の注意を引くためのユニークな方法を思いついたのです!

ジークムントは訪問者にキスをしているかのように、ケージの窓を舐め始めました。その姿を見た施設のスタッフは、ジークムントの面白い性格をみんなに知ってもらおうと、ベロ出しの写真をSNSに投稿したのです。

そして、写真にコメントを書き込みました。「ジークムントは新しい里親さんを見つけるために、ちょっと奇妙な戦術を思いつきました。あなたがもし彼を引き取ったら、可愛い猫だけでなく、同時に窓の掃除機も手に入れられるでしょう。あなたがちょっと変わり者好きなら、ぜひジークムントに会いに来てください。」

スタッフが写真を投稿した直後、ジークムントのファンが急激に増えました。ファン達はみんな、ジークムントの魅力的な顔に心を撃ち抜かれたのです。

そして、ある家族がその日のうちに連絡をして来て、ジークムントはついに新しい家を見つけることができたのです!

ジークムントは4歳で生涯の家に旅立ちました。そしてすぐに、『家の王様』の座を主張してきたのです!

ジークムントのヤンチャな性格はすぐに姿を現しました。家族がベッドメイキングをしていると、ジークムントは『手伝い』をするために、ベッドの上を激しく転げ回ります。また、朝のキッチンカウンターには、毎日のようにジークムントの足跡がついているそうです。

そんなジークムントのお気に入りが、飼い主さんとの激しいオモチャ遊びだそうです♪

ジークムントは家に来てすぐに網戸を壊してしまったため、防犯用の硬いものに交換する必要がありました。しかし、家族はジークムントがどれだけイタズラをしても、彼を引き取ったことを後悔していないそうです。

ジークムントはとっても冒険好きで、好奇心旺盛で、ヤンチャで、イタズラ好きですが、家族は彼のことを心から愛しているのです。

ジークムントは今、家の中を完全に支配しています。ジークムントはついに長年の夢を叶え、最高の幸せを手に入れたのです!

これからもジークムントは、家の王様として幸せな毎日を送っていくことでしょう(*´ェ`*)

出典:facebook.com

This post was published on 2017/07/03