母猫に取り残され、先の見えない日々を送っていた子猫。迎えに来た女性に、お母さんの愛情を感じたようで… (7枚)

6月12日、家の近くを歩いていた親子が、まだ母親の愛情が必要な小さな子猫を見つけました。親子は母猫が帰ってくるのを待ちましたが、いつまで経っても母猫が戻らなかったため、Facebookで新しい里親さんを探すことにしたのです。

子猫の投稿を見たブリジットさんは、すぐに親子と連絡を取りました。そして、ブリジットさんとルームメイトのサラさんは、その日のうちに子猫を自宅へと迎えたのです。しかし、ブリジットさんが子猫を受け取った時、想像していた以上に子猫が幼かったことに驚きました。

「私達はこんなに幼い子猫を世話したことがなかったので、とても緊張しました。私達はすぐに引き取った子猫をキャリーに入れて、獣医さんのところへと急ぎました」とブリジットさん(@ohgodis)は言いました。

動物病院での診察中、ブリジットさんは子猫を落ち着かせるために、優しく抱きかかえました。すると子猫はハグにとても幸せを感じたようで、しっかりとしがみつきながら、腕の中で眠りに落ちたそうです。

その後、帰宅したブリジットさん達は子猫に『ニックス』と名づけました。家の中で暮らし始めたニックスは、たくさんの食べ物やオモチャ、暖かいベッド、そして優しい家族にとても満足しているようでした。

保護の初日、ニックスは全身を綺麗にするためにお風呂に入りました。ニックスは最初、お風呂の中で大きな声で鳴いていましたが、しばらくするとピタッと鳴き止んだそうです。どうやらニックスはお風呂の気持ち良さに気づいてしまったようです。

また、ニックスの身体にはたくさんのノミがついていたのですが、お風呂に入った時にブリジットさん達が一つ一つ丁寧に取り除いていったそうです。

お風呂から上がったニックスは、幸せそうに眠り始めました。「もしかするとニックスは、ノミや猛烈な暑さ、そして飢えから解放されたことに気づき始めたのかもしれません。」

それからしばらくは予断の許さない状況が続きましたが、ニックスは無事に峠を乗り越え、急激に成長し始めたそうです。

「最初の頃は、ニックスの世話がとても大変でした。私は彼女を失う夢を見て、パニックで目を覚ますことが何度もありました。今は彼女の体重が450gほどになり、毎日確実に成長しています。彼女は家に住む2匹の猫とも仲良くなり、とてもうまくやっています。」

新しい家でトイレの使い方を覚えたニックスは、いつも満足そうな表情でブリジットさん達を見つめてくるようになったそうです。

そんなニックスの一番のお気に入りは、オモチャで遊ぶことだそうです♪

「私達は毎日、ニックスと一緒に楽しい時間を過ごしています。彼女は日に日に成長していて、愛らしい個性が出始めています。そんな彼女の可愛い姿に、私達はいつも心の底から癒されています。」

こうして母親と離ればなれになったニックスは、優しい家族の家に迎えられました。どうやらニックスは、愛情たっぷりのブリジットさん達に、毎日たくさんの恩返しをしているようです♪

出典:imgur.com

This post was published on 2017/07/02