ある女性が愛犬のドーベルマンと一緒に散歩をしていると、産まれて間もない1匹の子猫を発見しました。可哀想に思った女性はすぐに子猫を保護すると、地元の保護施設『ポー・プロジェクト』へと連れて行ったのです。
子猫は後ろ足が完全に麻痺し、動かすことができなくなっていました。その姿を見たスタッフ達は、必ず足を元通りにすることを誓ったのです。スタッフ達は長年の経験から足を治す方法を知っていました。
施設に運ばれてきた子猫は、とてもお腹を空かせていました。そこでスタッフがご飯を用意してあげると、子猫は足が麻痺しているにも関わらず、誰の助けも借りずにご飯を食べ始めたのです。
スタッフ達は子猫の足を治すために、リハビリの計画を立てました。そして、スタッフ全員で協力しながら、鍼治療や電動ブラシでのマッサージ、さらにいくつかの治療を進めたのです。
治療を始めてから数日後、ついに子猫の後ろ足に感覚が戻ってきました。その感覚に子猫自身も驚いたようです。
「これは氷に足が触れた時の反応です。この方法は子猫の筋肉の萎縮を防ぐために役立ちます。」
「子猫は今もリハビリを続けています。最初は全く動かすことのできなかった足ですが、リハビリの効果で少しずつ動かせるようになってきました!」
子猫の足は現在、日に日に良くなっています!
スタッフ達は子猫に起こる小さな変化が嬉しくて、いつも喜びの声を上げているそうです。そんな優しい人達に支えながら、子猫は一つ一つできることを増やしていっているのです。
こちらは後ろ足で自分の身体を支えながら、障害物を乗り越える子猫の姿です。 (動画)
子猫の足は確実に良くなっています! (動画)
こうして足が麻痺していた子猫は、経験豊かなスタッフ達の愛情で、少しずつ足を動かせるようになってきました。現在、日に日に回復している子猫は、いつか必ず4本足で家中を駆け回る日を迎えることでしょう!
This post was published on 2017/06/14