今から2週間前、クリスティーナ・ハムレットさんが高速道路と並走している一般道を走行している時、可哀想な子猫の姿を見つけました。子猫は動くことできず、高速道路の脇で丸くなっていたのです。
クリスティーナさんはすぐに子猫を助けようと思いましたが、残念ながら高速道路に入るためのチケットを持っていませんでした。しかし、料金所に向かう時間がないと感じたクリスティーナさんは、車をその場に置いて、子猫のところへと駆けつけたのです。
「私は子猫の状態を確認するために、顔の見える方へと慎重に回り込みました。そして、子猫の目が開いていることに気づいたのです。しかし、子猫は全く動く気配がありませんでした」とクリスティーナさんが言いました。
クリスティーナさんは念のため、走行中の車がいなくなるのを待ってから、ゆっくりと子猫に近づいていきました。
クリスティーナさんは子猫を優しく拾い上げ、持っていたタオルで包みました。そして、子猫を腕の中に抱えると、頭を撫でてあげたのです。子猫は少し安心したようで、徐々に落ち着きを取り戻していきました。
クリスティーナさんは保護した子猫に『ラッキー』と名づけました。
その後、地元の保護施設『セント・フランシス愛護協会』に連れてこられたラッキーは、獣医さんに怪我の治療をしてもらい、養育ボランティアさんの家で育てられることになりました。ラッキーは優しい人達のおかげで、何とか命を取り留めることができたのです。
その夜、ラッキーは養育主さんに寄り添いながら、嬉しそうに喉を鳴らし始めたそうです。
そして2週間が経つ頃には、完全に元気を取り戻していました。
何にでも興味津々のラッキーは、家の中を元気に駆け回るようになっていました。そんなラッキーに会うために、クリスティーナさんは昨夜、養育主さんの家を訪れたそうです。
「ラッキーは私のことを歓迎してくれました。もう少しで彼と一緒住めると思うと、嬉しくてたまりません!」とクリスティーナさん興奮気味に話してくれました。
こうして高速道路から助け出されたラッキーは、無事に命をつなぐことができました。もうすぐ新生活が始まるラッキーですが、これからもクリスティーナさんにたっぷりと甘やかされながら、すくすくと成長していくことでしょう(*´ω`*)
出典:Christina Hamlett
This post was published on 2017/06/10