保護施設『Oshkosh Area Humane Society』で不思議な組み合わせの3匹が新しい家を探していました。3匹は視覚障害の猫『ジャック』、若い犬『サーシャ』、年老いたネズミ『ツイークス』です。
「彼らは3月初旬に一緒に施設に入りました。元の飼い主さんが世話をすることができなくなり、施設に連れて来られたのです。彼らは驚くほど仲が良く、スタッフ全員がビックリしました!」と施設のジェニファー・オランケートさんは言いました。
犬のサーシャは、ジャックの目の代わりになって、いつも行動をサポートしています。
「サーシャはジャックの心を落ち着かせる力を持っています。ジャックはサーシャのことをとても信頼していて、サーシャが長い間そばを離れると、明らかに動揺し始めるのです。」
ネズミのツイークスは年齢を重ねていますが、気持ちはとても若く、サーシャと格闘するのが大好きです。ツイークスは2匹の親友をとても愛していて、誰にでも好意的に接するそうです。
また、ツイークスが遊び疲れると、ジャックの腕の中に潜り込んできます。自然界では猫とネズミは天敵ですが、2匹の関係はそれとは正反対のようです。
3匹がお互いに離れられないことは明らかでした。3匹は施設に入った時から同じ部屋を共有し、全てのことを一緒に行ってきたのです。
そんな仲良しな3匹は、お互いにキスをするのが大好きなのだそうです♪
スタッフ達は3匹をいつまでも一緒にいさせてあげたいと思いました。そこで3匹を一緒に引き取ってくれる家を探し始めたのです。
それから3週間後。キャシー・ベレンズさんとその娘が、猫と犬を家族に迎えるために施設を訪れました。そこでスタッフはすぐに3匹を紹介したのです。
キャシーさん達はあまりにも仲の良い3匹に驚きました!
キャシーさん達は今までネズミを飼ったことがなく、最初はツイークスを引き取るかを悩んでいました。しかし実際に会ってみると、ツイークスの愛情深い姿に一瞬で心を奪われたのです。
「彼らはたった今、新しい家に旅立ちました! 彼ら全員が一緒の家に迎えらえたことに、私達はとても興奮しています!」とジェニファーさんは嬉しそうに話してくれました。
スタッフにとって愛らしい3匹と別れるのは、とても辛いことでした。しかし、それと同時に、3匹が残りの人生を一緒に過ごせることに、大きな喜びを感じていたそうです。
こうしてジャックとサーシャとツイークスの新しい生活が始まりました。まるで本当の家族のような3匹は、これからもお互いに寄り添いながら、いつまでも幸せな毎日を送っていくことでしょう♪
出典:oahs.org
This post was published on 2017/04/09