人生に、もふもふを。

高齢のため引き取り手が現れなかった老猫。保護施設に迎えられたことが嬉しくて、幸せいっぱいの毎日を送り始める

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マサチューセッツ州のサドベリーにある保護施設に猫の『フォレスト』は暮らしています。いつも窓辺にいるフォレストの後ろには張り紙があるのですが、そこにはこんなことが書かれています。

「私の名前はフォレストです。私は20歳で腎不全を患っています。私はいつも日光浴をしながら人生を楽しんでいます。もしよければ私を撫でてください。私に注目してくれてありがとう。 – フォレストへ愛を – 」

フォレストは元々、兄弟のサニーと一緒に保護された猫でした。

保護施設に入った兄弟は新しい里親さんが現れるのを待ちましたが、年齢のため数ヶ月間待っても引き取り手は現れませんでした。そこで施設のスタッフの1人が、自宅で兄弟を育てることにしたのです。

しばらくするとサニーが天国へと旅立ちました。スタッフはフォレストに残された時間も短いと感じ、一日中フォレストを見守ることができるように、保護施設へと戻したのです。

フォレストは太陽の光が降り注ぐ窓辺が大好きです。また、人から注目されるのも大好きだったため、スタッフは窓に張り紙をすることにしたのです。

ある日のこと、スタッフがフォレストと一緒に座ると、フォレストは早速ゴロゴロと喉を鳴らし始めました。その後、スタッフは近くにあった枕をフォレストの隣に置きましたが、小さ過ぎると思ったため、クローゼットに大きな枕を取りに行きました。しかし、スタッフが戻ってきた時、フォレストは枕の上で一生懸命に身体を曲げながら、頑張って枕にフィットしようとしていたそうです。

そんな子供っぽいフォレストの姿に、スタッフはいつも幸せを感じているそうです。

フォレストはスタッフ達と一緒に過ごすのがとても好きです。また、スタッフ達もフォレストと過ごすのが大好きで、休憩時間になるとついついフォレストをかまいに行ってしまうそうです。

特にフォレストはお腹を撫でられるのが好きで、スタッフにナデナデされると嵐のように喉を鳴らし始めるそうです♪

フォレストは新しい里親さんに出会うことはできませんでしたが、迎えられた保護施設でたくさんの毛布と快適なベッド、美味しい食事と日の当たる窓辺に大満足しています。フォレストはきっと最期の瞬間を迎える日まで、優しいスタッフ達に見守られながら、幸せな毎日を送っていくことでしょう。
出典:blamethecraneslovemeow

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