人生に、もふもふを。

嵐の直前に、車の下から現れて一直線に近づいてきた子猫。優しい夫婦に助けを求めて、幸せいっぱいの生活が始まる!

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先月、警察官をしているタラさんと夫のザックさんが、廃車場の近くを歩いていると、どこからともなく子猫の鳴き声が聞こえてきました。そしてその直後、車の下から1匹の子猫が現れて、夫婦の方へと真っ直ぐに近づいてきたのです。夫婦は独りぼっちの子猫をその場に残しておくことができませんでした。

「ちょうどその時、私達の街にはハリケーンが近づいてきていました。このままでは子猫の命が危ないと感じ、私達は彼を保護することにしました。私達は真っ直ぐに近くのお店に向かい、猫用のご飯やベッドなどを購入してきました。彼は最初、とても緊張していましたが、すぐに自分が安全だと分かったようです」とザックさんは言いました。

夫婦がご飯を用意すると、子猫は一直線に向かってきて、勢いよく食べ始めました。

その後、地元の保護施設に連絡をした夫婦でしたが、接近するハリケーンのため、子猫を引き取ってもらうことができませんでした。そこで夫婦は子猫を自分達で育て、一緒にハリケーンを乗り切ることに決めたのです。

子猫はお風呂で身体を綺麗にした後、暖かいベッドで眠りにつきました。

しかしそれから3日後、子猫は突然食べるのを止めて、無気力になりました。夫婦はすぐに子猫を動物病院へと連れて行き、獣医さんのアドバイスに従って、電気パッドで子猫の身体を温め、高カロリーのご飯を食べさせました。

そして翌朝、夫婦は子猫の愛らしい声で目を覚ましました。

「獣医さんのアドバイス通りに世話を続けると、丸一日で子猫の状態は回復していました。そして彼は次第に好奇心が旺盛になり、再び独りぼっちになることを拒否しました。私達が彼の様子を見に行くと、彼は真っ直ぐに抱きついてきて、腕の中で眠りにつきました。」

夫婦はすっかり甘えん坊になった子猫に『ストーム』と名づけました。

その後、ストームが元気を取り戻すと、タラさんの同僚の警察官がストームに恋をしました。同僚の家には既に3匹の猫と2匹の犬が住んでいたのですが、ストームを家族に迎えたいと言ってきたそうです。

夫婦はストームを里子に出す準備を整えると、同僚の家に連れて行きました。

「ストームを健康な状態に戻し、新しい家族の元に送り届けられたことは、本当に素晴らしいことでした。彼は新しい家でも上手くやっていて、新しい猫の兄弟ともすぐに仲良くなりました。」

「ストームは現在、全ての同居犬や同居猫達に愛されています。彼はいつもみんなの注目を集めていて、たくさんの愛情を注がれています」とザックさんは嬉しそうに話してくれました。

こうして車の下から出てきたストームは、優しい夫婦のおかげでハリケーンを乗り越え、元気を取り戻すことができました。無事に新しい生活を始めたストームは、これからも優しい家族にたっぷりと甘えながら、元気いっぱいの日々を過ごしていくことでしょう(*´ω`*)
出典:ike_the_danelovemeow

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