人生に、もふもふを。

悲しそうな顔で里親さんを待ち続けた保護猫。9ヶ月後に引き取られると、最高の笑顔を見せてくれた!

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ある日、5歳の野良猫の『ナツメグ』が保護され、地元の保護施設『ロリポップ・ファーム』に連れて来られました。施設に来たばかりのナツメグはとてもやつれていて、人間を非常に怖がっていたそうです。

「私達の施設にやって来たナツメグは、深刻な鼻の感染症を患っていて、世界で一番悲しそうな顔をしていました」と施設のスタッフは言いました。

ナツメグは野生の中で予測不能なものと戦い続け、何とか生き延びてきました。しかし、長い戦いの末、ナツメグには悲しそうな顔が残ったのです。

「ナツメグの耳はボロボロの状態でした。それは彼がいかに大変な生活を送ってきたかの証拠でした。」

ナツメグが回復するまでの道のりはとても長いものでした。しかし、スタッフ達はナツメグを再び元気にするために、献身的な看病を続けたのです。

そのおかげで随分元気を取り戻したナツメグは、養育主さんの家で人間との生活を学ぶことになりました。ナツメグは新しい家に移り、他の保護猫達と一緒に徐々に人間に慣れていったのです。

その後、施設に戻ったナツメグは里親さんを探し始めました。ナツメグはとても悲しそうな顔をしながら、新しい家族を待ち続けていました。

それから何ヶ月も待った後、ナツメグの前に若いカップルが現れました。

「ナツメグは約9ヶ月間、施設の中で里親さんを待ち続けました。そして、ついに素敵な家族を見つけたのです。彼らはナツメグの魅力的な顔に、一瞬で心を奪われました」とスタッフは嬉しそうに話してくれました。

「私の彼女がオンラインでナツメグの姿を見つけた後、私を保護施設に連れて行きました。そして私は、彼の顔に一目惚れしました。私はとても愛らしい彼を、その場に残しておくことができませんでした」とタイラー・スタットさんは言いました。

何度もタイラーさんに背中を撫でられたナツメグは、大きな音で喉を鳴らし始めました。それはまるで、新しいご主人を見つけたことをみんなに伝えているかのようでした。

「ナツメグは今、私の家でうまくやっています。彼はすぐに新しい環境に適応し、ソファーの上で私と一緒に横になりました。彼はとってもフレンドリーで甘い猫です。私は彼と出会えたことに、いつも感謝しています。」

そして、生涯の家に迎えられたナツメグは、最高の笑顔を見せてくれたのです♪

こうして無事に新しい家を見つけたナツメグですが、悲しそうな目は今も変わりません。でもナツメグはもう、これっぽっちも悲しくなんかありません。大好きな家族に囲まれて、毎日が幸せいっぱいなのです♪
出典:Tyler Stadt/lollypopfarmlovemeow

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