人生に、もふもふを。

高速道路の片隅で、恐怖のあまり動けなくなっていた猫。助けてもらえたのが嬉しくて、いつまでも喉を鳴らし続ける

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ある日、仕事のためブルックリンの高速道路を走行していたケビン・ウォルフさんが、信じられないものを目にしました。1匹の猫が道路脇で動けなくなっていたのです。

「そこは交通量が多く、とても危険な場所でした。その猫は全く動いていなかったため、生きているか分かりませんでした」とケビンさんは言いました。

ケビンさんはすぐに地元の動物保護団体『BBAWC』に助けを求めました。そして、団体の代表のアン・レビンさんが現場に駆けつけたのです。

アンさんが到着した時、猫は恐怖のあまり、道路の隅の方で固まっていました。アンさんはタオルをかざしながらゆっくりと近づき、無事に猫を保護することに成功したのです。

「猫は全身が濡れていて、うずくまっていました。そのため最初は木のように見えました」とアンさんは言いました。

アンさんは保護した1歳の猫に『スージー』と名づけました。

アンさんはすぐにスージーを動物病院に連れて行きました。そして獣医さんに診察してもらうと、シッポに重傷を負っていて、切断しなければならないことが分かったのです。どうやらスージーはシッポを車にひかれてしまったようです。

その後、手術を乗り越えたスージーは、順調に回復し始めました。怪我の痛みから解放されたスージーは、暖かいベッドと美味しいご飯、そして獣医さんやスタッフ達の優しさに、大きな幸せを感じているようです。

こうして道路脇で固まっていたスージーは、多くの人達のおかげで元気を取り戻すことができました。すっかり動物病院が気に入ったスージーは、暖かく安全な場所で、喉をゴロゴロと鳴らし続けているそうです。
出典:BBAWClovemeow

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