人生に、もふもふを。

保護先の家で温かい愛情を教わった白猫。これまでに出会った全ての保護子猫達のお父さんになって沢山の愛情を注ぎ続ける

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白猫の『ベニー』が養育ボランティアのエレンさんの家に来たのは、まだ誰かの助けが必要な子猫の頃でした。ベニーは母親のいない5匹の兄弟のうちの1匹でした。

「ベニー達は重度の上部気道感染症とお腹の虫に苦しんでいました」とエレンさんが言いました。

エレンさんはそれから24時間体制で看病を続け、全ての子猫達を健康な状態に戻しました。その後、子猫達はそれぞれの里親さんの元へと旅立って行きましたが、ベニーだけはいつもエレンさんの養育を手伝ってくれていたため、いつの間にか里子に出すことができなくなってしまったそうです。

特にベニーは幼くて弱い子猫をとても愛していました。

「ベニーはとても社交的な性格の猫で、すぐに友達を作ります。そして、家に来たばかりの幼い子猫達にたっぷりと愛情を注ぎます。」

どうやらベニーは幼い頃にエレンさんから受け取った愛情を、子猫達に返しているようです。

エレンさんが家に迷子の子猫を連れてくるたびに、ベニーは興奮に満たされます。

「家に子猫が来ることがベニーにとって一番嬉しいことのようです。彼はとても興奮しながら、キャリーバッグを開けたり、ダンボール箱に頭を入れたりします。」

ベニーは子猫達を見た瞬間に、父親の本能が目覚めます。そして一瞬のうちに子猫達のお父さん代わりになるのです。

「ベニーは全ての子猫の頭をポンと1回触ります。私はそれを『ベニーの承認』と呼んでいます。ベニーからOKをもらった子猫には、愛情いっぱいの毛づくろいが待っているのです。」

ベニーはこれまでに様々な問題を抱えた多くの子猫達を育ててきました。

こちらは身体が小さ過ぎたため、母猫に育児を放棄された子猫のウィニフレッドです。もちろんベニーはすぐにウィニフレッドをベッドに連れて行き、優しく毛づくろいを始めました。

ベニーは子猫達がとても弱く、成長するために多くの助けが必要なことを知っています。そのためベニーは子猫達に寄り添って、毛づくろいをし、子猫達が強くなるまで世話を続けるのです。

一方の子猫達はベニーの助けを借りて成長し、『大きな愛』を受け取ります。それは子猫達がこれから生きていく上で、とても大切なものなのです。

ベニーにとって子猫達を育てることが何よりも幸せなことです。ベニーは子猫達の気持ちを安心させ、子猫達を守るためにいつもそばに寄り添っているのです。

こうしてエレンさんの家に来た子猫達は、ベニーによって大切に育てられ、新しい家へと旅立っていきます。きっとベニーに育てられた子猫達は愛情いっぱいの猫へと成長し、それぞれの里親さんの元にたくさんの幸せを届け続けることでしょう(*´ω`*)
出典:thecatlvtlovemeow

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