人生に、もふもふを。

「高齢」のため保護施設に連れて来られた20歳の老猫。すぐに優しい女性が手を差し伸べ、新しい人生が始まる (6枚)

0

木曜日の午後、耳の聞こえない20歳の老猫の『ラスカル』が保護施設「スポットシルベニア・アニマル・シェルター」に連れて来られました。飼い主は「ラスカルが歳をとって、家でいつも事故を起こしている」という理由で、彼を連れて来たそうです。

見つめる猫出典:SpotsyPets

「ラスカルは人生のほとんどを同じ家で過ごして来たため、明らかに混乱していました」と施設のスタッフは言いました。

スタッフ達は年齢や健康状態に関わらず、ラスカルを愛してくれる里親さんを見つけるために、facebookに動画を投稿しました。そしてこの日の夜が、施設でラスカルが過ごす唯一の夜になることを強く望みました。

投稿された動画はこちら。

ちょうどその頃、メレディスという名前の女性が施設のページを見ていました。「私は昨晩、施設のページをスクロールしていて、ラスカルの姿が目に飛び込んで来ました。私は彼に心を強く揺さぶられました」とメレディスさんは言いました。

翌朝、目覚めてすぐにラスカルの事を考えたメレディスさんは、車で施設に行く事を決めました。

「私はラスカルがもう一晩、施設の中で過ごす事が耐えられませんでした。」

「私が施設に着くと、スタッフがラスカルのケージに案内してくれました。彼はベッドの中でずっと動かずに、寂しそうに座っていました。私はその姿を見て、彼が新しい環境に混乱していて、ストレスを感じているように思いました。」

しかし、メレディスさんがラスカルをしばらく抱きしめていると、寂しそうだった目が輝き始め、徐々に元気を取り戻していったのです。

そして、メレディスさんが帰宅する頃には、ラスカルは随分と心を開いていたそうです。

メレディスさんは明日、ラスカルの健康問題を改善するために動物病院に行くそうです。そして、ラスカルの悪いところを全て治して、彼が幸せな余生を過ごせるように最善を尽くすそうです。

「老猫や障害のある猫の世話は大変なこともありますが、普通の猫や子猫と同じように愛情いっぱいで、とっても愛らしい存在です。彼があとどのくらい生きられるかは分かりませんが、彼が最期を迎える瞬間まで、私は彼の隣にいます」とメレディスさんは話してくれました。

こうして施設に連れて来られたラスカルは、翌朝には新しい人生を始めることができました。ラスカルはすぐに新しい家にも慣れて、メレディスさんと一緒に静かな時間を過ごしているそうです(*´ω`*)

この猫の記事を友達にシェアしよう