人生に、もふもふを。

母猫に育児放棄された独りぼっちの子猫。保護先で優しいお兄ちゃん達と出会い、温かな家族の愛情を知る (13枚)

0

ある日、養育主のステイシーさんが地元の保護施設に行くと、母猫に育児放棄された幼い子猫『コルビー』が保護されていました。

この時、ステイシーさんは保護猫の『タシャ』と彼女の2匹の子供達を育てていたのですが、寂しそうなコルビーを見た瞬間、この子には愛情を注いでくれる家族が必要だと強く感じました。

「コルビーにはお母さんや兄弟達の愛情が必要だと感じました。そのため私はタシャがコルビーを受け入れるかを見るために、彼を自宅に連れて帰りました」とステイシーさんは言いました。

その後、コルビーと出会ったタシャは、すぐに毛づくろいを始めたそうです。

「自宅に来たコルビーはとてもお腹を空かせていたため、最初の数時間は私がミルクを飲ませて、看護をしていました。するとタシャが近づいて来て、今まで一緒に暮らしていたかのように、自然と子守りを始めたのです。」

その日からタシャは、子供達と一緒にコルビーの世話を始めました。また、タシャが休んでいる時は、彼女の子供達の『ナイルズ』と『レオ』がコルビーの世話を引き受けてくれたのです。

コルビーはとても小さな身体をしていましたが、驚くほどご飯を食べて、日に日に大きくなっていきました。また、コルビーはお兄ちゃん達ができたことで、とても安心そうな姿をたくさん見せてくれるようになったのです。

「コルビーは新しいお兄ちゃんと一緒に体重を増やし、家族との時間を楽しんでいました。」

その後、タシャは自分の子供達が成長すると、授乳させることが少なくなってきました。そのためステイシーさんは、まだ離乳していないコルビーに、哺乳瓶でミルクを飲ませてあげたそうです。

「私はコルビーのトイレを助けたり、食後の世話をしました。そして、私が彼の小さな鼻と口にキスをすると、彼はいつも私の顔を掴みながら、幸せそうに喉を鳴らし始めました。」

ナイルズとレオはコルビーのことが大好きで、一緒にキャットツリーを登ったり、ベッドで横になったりしました。3匹はいつも寄り添いながら、楽しい毎日を過ごしていたのです。

コルビーは優しいお兄ちゃん達と接することで、猫として生きていくために必要なことを学びました。

「私が猫部屋に入ると、4匹の猫はいつもキャトルツリーの上で丸くなっています。そして、彼らが私に気づくと、すぐにキャットツリーから飛び降りて、温かく出迎えてくれました。そんな彼らの姿に、私はいつも癒されていました。」

その後、3匹が十分に成長すると、さっそく里親探しが始まりました。ナイルズとレオは一緒に引き取られて、新しい家でロキとトールに改名されました。また、タシャお母さんもすぐに素敵な家を見つけたそうです。

そして一番小さかったコルビーも、無事に愛する家族と新しいお兄ちゃんを見つけました。

「コルビーは生涯の家に迎えられ、ムンスターお兄ちゃんと出会いました。コルビーは新しいお兄ちゃんのことがすぐに好きになり、引っ越した日から幸せな日々を過ごしています。」

一緒に暮らし始めたコルビーとムンスターは、暖かい家の中でノンストップで抱きしめ合っているそうです(*´ω`*)

そして1年後。
とても小さかったコルビーは、大人の猫へと成長しました。もちろん今でもコルビーは、大好きなムンスターのそばから離れようとしないそうです♪

こうして独りぼっちで保護施設に来たコルビーは、ステイシーさんやタシャに育てられ、ナイルズやレオと共にすくすくと成長しました。そして現在は、大好きな家族に囲まれたコルビーは、みんなと一緒に幸せな毎日を送っているのです(*´ω`*)

この猫の記事を友達にシェアしよう