人生に、もふもふを。

冒険に出るのが大好きで、様々な場所を旅してきた犬。今はどこへ行く時も、可愛い猫の同行者と一緒です♪ (16枚)

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犬の『ヘンリー』は、シンシア・ベネットさんが最初に家族に迎えようとした犬ではありませんでした。シンシアさんと彼女のボーイフレンドは2014年に里親譲渡会のイベントで子犬を探しに行った時、ゴールデンレトリバーのミックスを家族に迎えようと思っていたそうです。しかしその後、ヘンリーと運命の出会いを果たしたのです。

「私達が会場を見回っていると、ヘンリーがちょうどひとりで座っていました。彼はまだ生後3ヶ月半でしたが、他の3ヶ月半の子犬の5倍の大きさがありました。彼はオオカミやハスキーのような体格を持っていました」とシンシアさんは言いました。

シンシアさんがヘンリーに会うために囲いの中に入ると、彼はすぐに一直線に向かって来たそうです。

「ヘンリーは私の膝の中に入って来て、私の腕に頭を擦りつけてきました。その瞬間、私は彼を連れて帰ることに決めました。」

シンシアさんと彼女のボーイフレンドはハイキングが大好きで、いつも色々な場所に出かけていました。そんな2人はすぐに、ヘンリーが自分達と一緒に旅をするのが大好きなことに気づいたのです。

「ヘンリーを最初にハイキングに連れて行ったのは、コロラドスプリングスのガーデン・オブ・ザ・ゴッズでした。それは3日間の冒険でした。」

「ヘンリーは急勾配も難なく進み、高いところにある岩を見つけると、周りを見渡すために岩の上に登りました。」

「私はそんなヘンリーに『シロイワヤギ』(切り立った崖に住んでいるヤギ)というあだ名をつけました。彼は山に行く度に、一番高い崖や岩に登るので、私達はいつもハラハラしています。」

そして数ヶ月前、2人はヘンリーの他にも家族を増やすことを決めました。

「私は救助された猫を望んでいました。私は5ヶ月間様々な猫と会ってきましたが、その中には私達の暮らしや性格にフィットする子はいませんでした。私達は猫ともキャンプやハイキングを楽しみたいと思っていました。」

その後も子猫を探し続けたシンシアさんは、地元の保護施設で『バロー』という名前の子猫を見つけました。バローはヘンリーと同様に、出会った瞬間にシンシアさんに駆け寄って来たそうです。

「バローは私のところまで走って来ました。彼はとても遊び好きで優しい性格の持ち主です。」

しかし、バローを一番気に入ったのはヘンリーでした。ヘンリーはバローを見た瞬間に恋に落ちたのです。ヘンリーは早速バローと遊び始めて、嬉しそうに抱きしめたそうです。

ヘンリーにとても気に入られたバローは、ヘンリーと同じように冒険好きの性格を持っていました。ヘンリーがハイキングのために外出しようとすると、バローは置いていかれるのを拒否したのです。

「ヘンリーが出かける準備をすると、バローは大きな声で鳴き始めました。彼はいつも積極的に発言します。」

バローが野外に出ることを熱望していることが分かったシンシアさんは、早速ハーネスの訓練を始めました。でもバローにはほとんど訓練の必要がありませんでした。バローは好んでハーネスを身につけたのです。

「バローがどうして最初からハーネスに慣れ親しんでいたのかがとても不思議でした。彼はそれをとても愛していて、外に出たい気持ちに溢れていました。」

「そんなバローの姿を見た私は、本当は彼は犬ではないかと思いました。」

「私はいつも彼らのことを兄弟と呼びますが、実はバローはヘンリーのことをお母さんのだと思っているようです。」

ヘンリーはバローのことが大好きなので、シンシアさんはある日、ヘンリーの頭にバローを乗せて写真を撮るというアイデアを思いつきました。そして実際にやってみると、予想上の結果に驚いたそうです。

「バローはヘンリーの頭に乗って、首と肩を抱きしめます。そして、ヘンリーはその場でじっとしています。」

バローは最初の冒険以来、ヘンリーと一緒に全ての冒険に出かけているそうです。

そしてシンシアさんは、愛らしい2匹と一緒に冒険ができて、最高の喜びを感じているそうです(*´ω`*)

「ヘンリーとバローの冒険がもっと見たい!」という方は、Instagram(@thecoloradodog)を覗いて見てはいかがでしょうか♪

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