人生に、もふもふを。

大好きだった家族を失い、ずっと塞ぎ込んでいた16歳の老猫。新しい家族の温もりに心を開き、再び人間の愛情を受け入れる

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16歳の老猫『オリオン』は子猫の頃からずっと一緒に暮らしてきた飼い主さんを亡くし、地元の保護施設『キティ・アドベンチャー・レスキューリーグ』へと運ばれてきました。しかし、大好きだった飼い主さんと会えなくなったオリオンは完全に塞ぎ込んでしまい、保護施設では誰にも懐くことはありませんでした。

その後、新しい家族に引き取られたオリオンでしたが、相変わらず物陰に隠れたまま、なかなか姿を現そうとはしませんでした。

しかし、少しずつ今の状況を受け入れてきたオリオンは、この家に元々暮らしていた18歳の老猫の『ブリーチ』と仲良くなっていきました。するとオリオンはブリーチが信頼している家族のことを徐々に受け入れ始めたのです。

そしてついにオリオンは自分が生涯の家にいることに気づき、閉ざしていた心を開き始めました。それ以来オリオンは家族からの愛情を受け入れるようになり、自らも家族に愛情を返すようになったのです。

昔のオリオンのことを知らない家族にとって、オリオンがこれまでどのような生活を送ってきたのかは分かりません。でもオリオンと一緒に暮らしているうちに、オリオンの一番の愛情表現が、ベッドの上で家族に寄り添いながら身体を擦りつけることだと分かったそうです。

こうして以前の飼い主さんのことが忘れられずに塞ぎ込んでいたオリオンは、ブリーチや新しい家族のおかげで心の殻を破ることができました。生涯の家で完全に心を開いたオリオンは、いつも家族に身体を擦りつけながら幸せな毎日を送っているそうです。
出典:KittyAdventureRescuelovemeow

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