人生に、もふもふを。

衰弱した身体で、小屋の後ろから助けを求めていた2匹の子猫。人間の愛情でみるみる元気になっていく姿に胸が熱くなる

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ある日、ウィルソンさんが自宅の裏に物を運んでいると、小屋の後ろで2匹の子猫を発見しました。子猫達は全身がとても汚れていて、ひどい栄養失調で、苦しそうに呼吸をしていました。

ウィルソンさんはすぐに子猫達を保護すると、地元の保護施設『トゥー・レスキュー』に連絡しました。

「黒猫の方はひどい状態で運ばれてきました。もし、ウィルソンさんがあの時見つけていなかったら、その日の夜を乗り越えることはできなかったでしょう」と養育主のテイラー・プリボーさんは言いました。

子猫達が保護施設に運ばれている間、瀕死の黒猫を兄弟のシャム猫がずっと励まし続けていたそうです。

黒猫は感染症の影響で目が開かず、立ち上がることができませんでした。

「黒猫は衰弱が激しかったため、最初はどうなるか分かりませんでした。でもチューブで栄養を与え、処方された薬を飲ませ、目薬をさすと、3時間後には随分と元気を取り戻していました。」

黒猫はその日のうちにシリンジからご飯を食べられるまでに回復しました。黒猫は自分でご飯を食べ、兄弟に寄り添うと、暖かいベッドの中で眠りにつきました。そして再び目を覚ますと、幸せそうに喉を鳴らし始めたそうです。

「今日の午前中は立ち上がれないほどに衰弱していた黒猫は、こんなに元気な姿を見せてくれるようになりました!」

「2日後には黒猫の目は完全に開きました。彼は毎日たくさんのご飯を食べて、兄弟と一緒に遊び回っています。」

わすか3時間のケアで、黒猫は驚くほど元気になりました。その幸せそうな姿を見ていると、人間の優しさがどれだけ動物達に影響を与えるかがよく分かりますね。

すっかり元気を取り戻した黒猫は、保護主さんの名前をとって『ウィルソン』と名づけられました。こちらはテイラーさんの上に乗るウィルソンの姿です。

こうして優しい人達の愛情で、子猫達は新しい人生を歩み始めることができました。その後、テイラーさんの元ですくすくと育った子猫達は、新しい里親さんの元へと旅立ち、幸せな毎日を送っているそうです♪
出典:taysfosterkittens_lovemeow

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